「おばあちゃん。私たち、幸せになりました」

育ててくれた祖母へ、感謝の気持ちを伝えたい。幸せになった姿を見て欲しい。 それが、結婚式をする理由でした。

それぞれの道

佑輔さん
ー僕は昔から「人から悪く思われているんじゃないか」と考えてしまう、いわばネガティブな性格で、それがすごく嫌だったんです。でも二十五歳を超えたくらいから、その性格のままでいいんだとようやく思えるようになりました。そうなれたのは今まで出会った友人たちのおかげです。高校や大学の友人たちが、話をしたり、一緒に過ごす中で、それを受け入れてくれて、そういう自分でもいいんだなと思わせてくれて、今、自信を持ってネガティブだって言えるようになったんだと思います。

麻理菜さん
ー小さい頃、母から「あなたは正義感が強いから警察官になりなさい」と言われていたくらい、白黒はっきりさせたいとか、困っている人がいたら見過ごせないとか、そういうところはあると思います。田舎では普通だと思うんですけど、家族は三世代、おじいちゃんおばあちゃんも一緒に暮らしていました。どこに行くのもみんなで行動するような家族の中で育ちました。

Yusuke 様

Marina 様

2019.11.09

チャペル

披露宴会場:橘

夫婦になる日

ー大切にしたこと

麻理菜さん
ーそんなにいろんなことをやりたいということもなくて、シンプルな結婚式にしようと思っていたんですけど、装花だけはこだわりました。母親が花屋に勤めていて、小さい頃から家に花がある環境で育ったんですね。なので、私もお花がとにかく好きなんです。挙式が11月だったんですけど、できれば季節に沿った雰囲気の装花にしたかったんです。なのでダリアを入れてもらったり、色味もゴールドとか、柔らかいピンクを入れてもらったりしました。メインをソファにしたのは吉野さん(フラワーアーティスト)のアドバイスだったと思うんですけど、かしこまったというよりは、みんなとの距離が近い方がいいなっていうのがあって。ゲストも友人がメインであとは親族だけだったので、アットホームな感じになったのはすごくよかったですね。

ー印象に残っているシーン

佑輔さん
ーやっぱり祖母に手紙を読んだところですね。それが今回の結婚式の一番のテーマだったので。僕は祖母にずっと育てられていたんですけど、中学高校も私立で、大学も私立なんですよ。変な話、お金もかかるじゃないですか。それでも人生のポイントポイントで全てを了承してくれて、何の不自由も無く育ててくれて。一丁前に反抗期もあって、祖母にひどいことを言ったりもしたんです。そんな今までの人生においての感謝とか謝罪みたいなところはやっぱり伝えようと思っていたので、祖母の体調的に難しい判断ではあったんですが、来てもらえて、伝えることができて良かったなと思っています。

麻理菜さん
ー彼のおばあちゃんに見せたかったんです。「幸せになったよ」って。ものすごくいい方なんですよ。にこにこした可愛らしい、良心があるおばあちゃんで。結婚式はまあちゃん(おばあちゃん)のためにやりたいなと思ったんです。私は、おじいちゃんもおばあちゃんもお父さんもお母さんもいるし、それが普通で育ってきたんですね。初めて彼のような人に出会って、一人にしたくないって思ったんです。やっぱり一人って寂しいじゃないですか。だから、できればそばにいて支えてあげたいなって。

夫婦の未来

麻理菜さん
ー(佑輔さんが)色んな世界を見せてくれるんですね。もっとステップアップしていこうというモチベーションを持っているので、私もそれに引っ張られて、もっと色んなことにチャレンジしてみようと思えるようになったんです。それを彼は快く応援してくれて。なので、10年後もお互いを高め合っていけるような関係でいたいと思います。

佑輔さん
ー二人とも歌が好きなので、歩いている時とかに、一緒に歌を歌うんですね。食べることも好きなので、ちょっと離れたケーキ屋さんに20分くらい歩いて行って、ふたりで歌ったり、バカな話とかしているんですけど、そういう夫婦であり続けたいなと思います。

自分のことをネガティブだと言う佑輔さんは、とてもポジティブで明るい方でした。人の痛みが分かる正義感の強い麻理菜さんとふたり、歌を歌い続ける未来が鮮明に広がっていました。

Instagram @palacehoteltokyowedding
公式Instagramでは、#パレスな花嫁 の写真を多数掲載しております。
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