それぞれの道
邦彬さん
ー「大学時代の留年。それが自分を変えた大きな出来事ですね。あまり大きなミスや挫折もなく大学まで来て、調子に乗ってたんです。この時、自分は人に助けられないと何もできない存在だって気が付いた方がいいなって思って。自立もできてないし、人に感謝もしないし、何も成していない存在なんだって。そこからは自分が小物だってちゃんと意識するようになって、大分前向きに明るくなりましたね。以前の自分で彼女と出会っていたら、多分結婚もできていなかったと思います。」
彩さん
ー「大学を卒業したら、何となくく就職して、何となくOLになるんだろうなって思っていました。そんな状態で就職活動をしても上手くいくわけもないですよね。そんな時に、たまたま健康診断で病院に行く機会があって。医学部に行こうっていうのは直感的に思ったんです。大学を卒業してから2年勉強して医学部に入りました。卒業して社会人になって働いている人たちの方が本当にすごいと思います。勉強は全て自分のせいですから。自分で選択して道を狭めてしまったので、これ以外ないなっていう感じでした。」
Kuniaki 様
Aya 様
2019.09.21
チャペル
披露宴会場:葵西
夫婦になる日
ー印象に残っていることは何ですか?
邦彬さん
ー「全シーンが素敵すぎて、特にこれっていうのは決められないですね。朝スタイリストさんが部屋に来たところから、ずっとテンションが上がったままでした。めちゃくちゃ楽しかったですね。結婚式をした友人の話を聞くと、「ほんと辛いし、大変だった」とか「すごい疲れるよ」っていうのは言われてたんですけど、僕たちはほんとに全部楽しかったです。準備も含めて。」
ー大切にしたことは何ですか?
邦彬さん
ー「感謝を伝える会、それがテーマでした。普段言わない人や言えない人に感謝の気持ちを伝えたかったんです。特に妻の友達は遠方にいらっしゃる方が多くて、なかなか普段会えないので、こういう機会にみんな来てくれるので、直接感謝の気持ちを伝えたいと思いました。ご招待する方も本当に近い友人と親族だけにして、スピーチや乾杯も友人に依頼しました。なので披露宴は本当に堅くないポップな雰囲気になって良かったなって思います。」
夫婦の未来
邦彬さん
ー「初心を忘れずに、今の状態が続いていけばいいなと。理想はやはり父親ですね。。結婚を不幸の始まりだとか言う人もいるんですけど、僕の父親の家族に対するスタンスって他の人たちと一線を画していたというか。家族で食卓を囲もうとか普通のことなんですけど、真似できたらいいなって思います。」
彩さん
ー「今だけだよって言われることもありますけど、私たちは付き合ってから今まで、ずっと変わらずにこれているので、いい意味でこのままでいられるといいなと思います。」
「出会った時から明るくて優しくて」邦彬さんのことをそう語る彩さん。邦彬さんは、穏やかでやわらかな印象の彩さんが持つ人としての強さを心から尊敬されているのが伝わってきました。「自分は小さな人間だ」そう言える邦彬さんの大きくてやわらかな羽に彩さんが包み込まれているような。そんな素敵なおふたりでした。
#パレスなファミリー
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